たいちゃんパパの一口馬主日記

社台RH、サンデーR、キャロット、ラフィアン、ウイン、ノルマンディー、そして今年からG1で一口馬主に出資。募集馬の個人的な評価を備忘的に書き残すとともに、出資馬の一喜一憂などを書き連ねていきます。

2017年度募集の傾向と対策①〜ハービンジャー産駒の活躍を考察する

2017年度募集の時期も近づいてきましたので、今回重視したいポイントをまとめておきます。

第一回は「父×母父の組み合わせ」に関して。

 

ここ最近、活躍馬が続出するハービンジャー産駒、オークスの4頭出しが話題になりましたが、その4頭の母父は非常に興味深いものでした。順に並べると、

 

キングカメハメハ(モズカッチャン)

アグネスデジタル(モーヴサファイア

スペシャルウィーク(ディアドラ)

グラスワンダー(ヤマカツグレース)

 

4頭中3頭が非サンデー系です。

ハービンジャーと言えば、そもそもがサンデー系牝馬と交配するために導入されたようなもので、これはかなり意外な傾向と言えると思います。では、ハービンジャー×サンデーではなぜダメなのか?、この疑問を出発点に考えていきたいと思います。

 

まず、大雑把に種牡馬を以下の二つのタイプに分類します。

①胴伸びのある緩めの馬体の「柔」タイプ

 :ディープインパクトハーツクライスペシャルウィークマンハッタンカフェ

②胴の詰まった重厚な馬体の「剛」タイプ

 :キングカメハメハフジキセキダイワメジャーグラスワンダー

サンデーサイレンスの導入により、日本の血統地図は「柔」寄りに大きくシフトをしました。そして、サンデー系牝馬に配合するために導入された種牡馬たち(チチカステナンゴハービンジャーワークフォース等)もまた、どちらかといえば「柔」タイプが多かったように思います。

 

その結果として、父「柔」×母父「柔」の馬が大量に増殖したわけですが、このタイプは緩くて芯が入らないことも多く、冒頭のハービンジャー×サンデー牝馬で走らない馬はこれに該当するタイプが多いと思っています。(出資しているウインティアラ、フリージングレインにもこの傾向が・・・)

 

先のオークスに出走したハービンジャー(「柔」)産駒の母父を見ると、

キングカメハメハ「剛」

アグネスデジタル「剛」

スペシャルウィーク「柔」

グラスワンダー「剛」

と、「剛」タイプの方が多く、つまりは「柔」×「剛」の組み合わせが良いという仮説が成り立ちます。

 

このような傾向が出る背景としては、亀谷敬正さんがよくおっしゃっている『パワーを要する馬場への変化』もあるかもしれませんし、日本競馬のレベルアップによってよりバランスの取れた(オールラウンドな)能力が求められるようになったというのもあるかもしれません。いずれにしても、この傾向は今後も継続するものと仮定し、今年の募集では、この「柔」×「剛」をひとつのキーワードとして馬選びをしていきたいと考えています。

 

参考までに、現在ラインナップの発表されているクラブ募集馬でこのような配合の馬を(穴っぽい安めの価格帯から)例示すると、

 

ビーチアイドルの16(ハーツクライ:柔 × ファルブラヴ:剛)

ラントゥザリードの16(ルーラーシップ:柔 × タニノギムレット:剛)

アロマティコの16(ハービンジャー:柔 × キングカメハメハ:剛)

マイネルーチェの16(グラスワンダー:剛 × スペシャルウィーク:柔)

 

産駒が未デビューの新種牡馬の場合、タイプは推定になりますが、

 

ベストロケーションの16(ジャスタウェイ:剛 × クロフネ:柔)

ロマンシングジェムの16(エイシンフラッシュ:柔 × アグネスタキオン:剛)

 

といったところでしょうか。

ちなみに、今年注目の新種牡馬オルフェーヴルロードカナロアノヴェリストの3頭はいずれも「剛」と見ており、特にノヴェリストは母父サンデー系の牝馬との相性も良いだろうと期待しています。

 

また、「剛」×「剛」の配合は、中長距離で「柔」を持つ馬と渡り合うのは難しくても、短距離に特化したものと割り切れば狙って面白いことも付け加えておきます。