(レース展望)2017/08/13 博多S
ガンサリュートが8/13の博多Sに出走予定
です。
このレースは今後を占う意味で非常に重要なレース
になる予感がするので、詳細にプレビューをして
いきたいと思います。
このレースには12頭の登録がありますが、
ガンサリュートはハンデ53キロで馬齢を加味すると
実質的トップハンデです。
このことは、それだけメンバーが手薄であるという
ことの裏返しでもあるので、あまり気にしなくて
いいだろうと思います。
問題は、春からどこまで良化(成長)があるかに尽き
て完調ではなかったのではないかという気がする
ので、今回の調教過程がどう出るかというのも注目
点かと思います。
この馬は、坂路57秒程度では普通の馬のキャンター
くらいの負荷にしかならないくらい性能が高いので、
普通の馬なら強過ぎるくらいの調教の方が良いと思っ
ており、まさにそれを実行したのが京成杯でした。
このときは、日曜に坂路、水曜に坂路+CWと週に
3本の時計を出す調教を4週間続けました。
調教捜査官こと井内利彰さんからも「強過ぎるの
では?」とコメントされたくらいですが、好結果に
結びつきました。
CWで時計を出したのがそれぞれ一本だけで、今回に
至ってはゼロです。
大型馬なので脚元を気にしてということかもしれま
せんが、やはり過去に好走したパターンを踏襲でき
ないというのは減点材料だと思いますし、コーナー
4つの小回りのレースを前にした調教としてもあまり
マッチしていない気がします。
今回、この調教で結果が出ないようであれば、CWで
調教ができるようになるまでは我慢が必要、という
ことと解釈します。
また、ここで良い結果が出なかった場合、ダート転向
という可能性もあるのではないかと思っています。
フジキセキ×デピュティミニスター系の配合でダート
の活躍馬が多数出ていることもあり、坂路で猛時計を
出せるパワーがありながらも芝では瞬発力不足、
ということであれば意外に嵌るかもと睨んでいます。
芯が入れば芝でも十分にやっていけるだけのポテン
シャルのある馬だと思っていますが、ここで結果が
出ないようであれば試してみる価値はありそうです。
以上のような点から、このレースの結果は非常に重要
であると感じています。
勿論、本音としては、私の懸念が杞憂に終わって
快勝してくれることを心の底から期待しています!!!