皐月賞の振り返り
今週の出資馬の成績は下記の通りでした。
レプランシュ 4着
少し復活の兆しが見えてきたでしょうか。
上がり3Fで33秒台の脚を使ったのは実にきさらぎ賞
以来となりますので、これが良いきっかけになれば
と思います。
ミラビリア 16着
久々の芝でしたが、タイムオーバー。
あまりに走らな過ぎて適性も何もわかりませんでした
が、もう一度一から鍛え上げるくらいのことをしない
と先が展望できないような気がします。
この世代のノルマンディー全体に言えることですが。
ガンサリュート 11着
上がりの時計がかかる芝中距離はベストの舞台と思っ
ていただけに、この惨敗はショックですね。
ダートを使ったことによるものなのか、以前よりも
前進気勢が見られないのは心配な材料です。
エポカドーロが勝利しました。
ヒダカBUでは出資はしていませんが、クラブにとって
も嬉しいクラシック初勝利になったのではないでしょ
うか。関係者の皆様、おめでとうございます。
このレースを見て思ったことを2点挙げます。
1. Pocahontasの血がますます広がる予感
Pocahontasは、Tom Rolfe & Chieftainの母、Alzaoの
母母に当たる名牝(と思っています)です。
皆持っている血であり、ディープの最高傑作だった
かもしれないと個人的に思っているシルバーステート
もPocahontas5×6のクロスを持っています。
Rolfe、6着ながらゴール前で物凄い末脚を見せたグレ
イルも四代母の父がChieftain、と、ここへ来て広がり
を見せつつある点は注目に値するかと思います。
ちなみに、この馬をイチオシする理由としては、
当然あります(^^;)
2.母父ロックオブジブラルタルの底力
この皐月賞、母父にロックオブジブラルタルを持つ馬
が3頭出ていました。その内の一頭は前出のグレイル
ですが、もう一頭、ジェネラーレウーノもかなり強い
レース内容を見せてくれました。
母父にこの血を持つ馬はそれほど数が多いわけでは
なく、これまでもミッキーアイルがいるくらいでした
が、上記2頭はかなり高いポテンシャルを持っている
ように感じましたので、今後も見かけた際には注目
したいと考えています。