応募完了
社台グループ3クラブの応募期間が終了しました。
まさに祭りの後、という感じですね。
それでは、忘れないうちに、検討の最終候補に残った
4頭について触れておきたいと思います。
まず、第1希望で応募したのは、
77. エヴァディングタンペットの17
これは何と言っても後躯に注目ですね。
写真では上手く撮れませんでしたが、トモから太腿、
飛節にかけてほぼ減点要素のない完璧なつくりです。
以下は、馴染みの関係者との会話@ノーザンF。
関「社台Fにも凄いのがいますよ。」
私「わかります。当てましょうか?77番でしょ?」
関「さすが、よくわかりましたね!」
私「私でもわかるくらい、完璧なつくりの後駆をして
いるじゃないですか。」
関「まさにそう。この後躯は完全にジャスタウェイの
コピーです」
私「父の代表産駒になるかもですね」
関「そう思います。遂に出たな、ってレベルです」
DVDで見ると少し柔軟性が足りないかなとも感じたの
ですが、ツアーで歩かせると後肢が前肢にぶつかって
躓きそうになるくらいの深い踏み込みを見せていたの
で、全く懸念はなくなりました。
あとは、社台Fの育成と池添学厩舎がどうかですが、
「社台Fでやっても天皇賞(秋)くらい勝ってしまい
そう」「(厩舎は)ノーザンFのプレッシャーが凄い
が、今までは大した馬が入っていなかった。ヴィルジ
ニアの使い方を見ていれば心配はいらない」との力強
いコメントもあり、自信をもって応募しました。
幸い、第1希望で抽選にはなりそうもないので、ほぼ
出資確定と言って良いでしょう。
続いて、第2希望で応募したのは、
153. タンザナイトの17
これはカタログの時点ではあまりピンと来ていなかっ
たのですが、DVDで「おっ」と思い、実馬を見てさら
に評価が高まった一頭です。
こちらも前出の関係者に意見を聞いたところ、
「いかにもこの血統の走る馬で、正直見飽きた。
どうせ走る。ただ、桜花賞というタイプではない
かもしれない」
だそうです。
ツアーから帰ってきてからは、ラブラドライトとダン
ビュライトという2頭の兄の、募集時のDVDを掘り出
してきてじっくりと比較しましたが、この馬が一番、
柔らかくバネもあって良いと思いました。
これは今年のキンカメ産駒全体に言えることなのです
が、晩年に入って自身の特性を伝える部分が薄くなっ
てきたのか、母系の特徴が前面に出ていますね。
母父サンデーですから、ここが素直に出れば兄2頭を
超える活躍も十分期待できるでしょう。
問題は厩舎ですが、長期休養で音無厩舎から放出され
たラブラドライトを復活させた実績は見事ですし、
そもそも調整はしがらきメインでしょうから、気にし
なくて良いだろうと判断しました。
この仔まで取れたら完全に予算オーバーなんですが、
ここまで人気が無いとは全くもって想定外で、これ
だけの馬を第2希望で取れるチャンスはそうそう無い
だろうと思い、攻めの「2頭希望」としました。
以下、第2希望候補としていたものの、人気的に難し
そうだったので断念した2頭です。
174. コナブリュワーズの17
思っていたよりもだいぶ人気を集めましたが、確実に
走ってきそうな馬ですね。サンデー3×4が吉と出れば
爆発力もありそうで、価格以上に楽しめそうです。
また、管理する高橋義忠厩舎も強調材料ですね。
2011年の開業以来、6頭で重賞11勝を挙げています
が、これはほぼ同時期に開業した木村厩舎が4頭で
6勝、高野厩舎が5頭で8勝であるのと比べればその
凄さがおわかりかと思います。
この2厩舎は言わずと知れたノーザンF御用達の厩舎で
あるのに対して、高橋忠厩舎の重賞勝ち馬の中に
ノーザンF生産馬はなんと1頭だけ。それも、
であり、他の重賞勝ち馬も、
アドマイヤムーン産駒のファインニードル
カネヒキリ産駒のディオスコリダー
と驚異的に地味な血統のオンパレードですから、
いかに厩舎力が高いかは想像に難くありません。
さらに、これに加えて評価しているのが、ホームペー
ジでの情報開示です。
一口クラブのHPと比較しても遜色ない内容の情報を
すべての所属馬について開示するその姿勢は、やはり
証券アナリストという立場上(?)高く評価します。
161. プンタステラの17
これも良い馬でしたね。
馬体はそんなに見映えはしないのですが、とにかく
柔らかい歩様で、その中に収縮力も感じます。
それほど人気はしないだろうから第2希望でも余裕と
考えていたのですが、後半になって徐々に票を集めて
きたので断念(153.を選択)しました。
ということで、勢いで予算無視の申込をしてしまいま
したが、果たしてどうなるでしょう?
来週の金曜日が楽しみでもあり怖くもあります。