2歳出資馬の近況まとめ
●既にデビューしたキアレッツァは天栄で休養中。
ここからの成長が大事なので、パワーアップして帰っ
てきてもらいたいですね。
●中内田厩舎に入厩しているグレイシャスギャル。
社台Fの深いダートで、一頓挫明けにも関わらず2F
27.3という好時計を出し、山元でも順調に乗り込み。
まずはゲート試験までということになるかと思います
が、できるだけ長い期間厩舎に置いて欲しいです。
代謝が良すぎるということで、馬体減りの心配があり
ますが、その対応も含めて厩舎の腕に期待します。
社台Fはあまり早い時期から追い込まないので、これか
ら負荷が強くなっていったときにどういう動きを見せ
てくれるか、半信半疑ですが楽しみでもあります。
●来週、函館に入厩予定のスカイファルコン。
吉澤ステーブルでも3F40秒を切る時計は出せています
し、「頭がいい」というコメントが嬉しいですね。
個人的には決してダート一辺倒だとは思っていないの
で、どこでデビューするかも含めて注目です。
馬体重が420キロとなかなか大きくなりませんが、
ハロン13秒までペースは上げられていますし、仕上が
り早のキンシャサ産駒だけに早期始動も可能でしょう。
小野町で速い時計を出し始めてから評価が上がって
きたのは良い傾向じゃないかと思います。
●なかなか移動の声がかからないフェリシタシオンで
すが、馬体も見るからに充実してきましたし、継続し
てハロン15秒で乗れているようなら、順調と言って
いいでしょう。
牧場見学の際は「短めの距離で」という話でしたが、
中距離までは十分にこなせると思っています。
●この中では最も晩成タイプだと思っているチャリス
オブオナー、もともと涼しくなってからの本州移動で
十分、と思っていただけに、今の時期にハロン14秒ま
でペースを上げられていれば申し分ありません。
このままペースを落とさず夏を乗り切り、馬体重が
470〜480キロ台まで増えてきてくれれば…。
牧場サイドのじっくりと成長を待つ姿勢が先々に功を
奏すと信じて、こちらも気長に待ちたいと思います。