たいちゃんパパの隠れ家

社台RH、サンデーR、G1、キャロット、ノルマンディー、ワラウカドで一口馬主に出資。出資馬の出走の記録を中心に、競馬に関する個人的意見を書き連ねていきます。

悲喜交々

まずは週末の出資馬の成績から。

 

デスティニーソング 2着

惜しくも3勝目とはなりませんでしたが、3着馬は3馬身

突き放していますし、降級すれば確勝、このクラスでも

十分に勝ち上がれるところを見せてくれました。

それにしても、やっぱりこの馬は内枠で揉まれた方が良

さが出るタイプのようです。今後も枠順には要注意。

 

ブランメジェール 15着

こちらは時計のかかるダートが全く合わなかったようで

見せ場もなく…。

ま、確かにダート馬って馬体ではないですもんね。

一度くらい芝、それも、くどいようですが直千を使って

みてもらいたいな、と改めて思いました。

 

レプランシュ 4着

展開が全てでしたね。あのペースで後方に構えてはノー

チャンスでしょう。

しかし、上がり3F33.2という時計は評価してあげたいで

すね。だいぶ3歳春の切れ味が戻ってきたので、あと少

しで完全復活した姿が見られるのではないでしょうか。

 

ガンサリュート 16着

こちらも何の見せ場も無し…苦しいですね。

気性面の問題が大きいようですので、馬具を試して、そ

れでもダメなら去勢という判断もあるかもしれません。

ワンペースでしか走れない馬なので、もう少し逃げにこ

だわってみて、きっかけを掴みたいところですね。 

 

さて、オークスではアーモンドアイが二冠を達成。

シルク募集時から高く評価していた馬で、お陰でPOG

的には結果が残せましたが、やはり出資していない

(そもそも会員ではありません)ので、正直微妙な心

境です。

 

ということで、今年の募集ではロードカナロア人気が沸

騰するのでしょうか。であれば、私は軽視していきたい

と思います。というのも、アーモンドアイは完全に母父

サンデーの良さが凝された馬で、カナロアらしさは全

く出ていません(だから募集時に高く評価できたわけで

すが)。それゆえに距離もこなせたわけですが、基本的

にはカナロアに距離の壁があるという考えは全く変わ

っていません

勿論、また母父サンデーから大物が出る可能性は排除で

きませんので、そのような馬を見つけたらマークします

が、可能性としては極めて低いと考えています。

 

一方、私が注目していたのはラッキーライラックでした

が、こちらは離された3着。リリーノーブルも交わせな

い内容には正直、少しガッカリしました。

しかし、この結果から確信しました。

やっぱり、母父フォーティナイナー系はオルフェーヴル

ベス配合ではありませんね。

冬に牧場見学に行った際、社台グループの方から、オル

フェーヴルの初年度産駒は気性面を気にし過ぎて育成で

負荷をかけずに失敗した、という話を聞きました。

そういう育成の中でも走れたのが、前進気勢の強い母米

系だったというだけの話でしょう。

社台グループは2年目産駒からはあまり甘やかさない育

成に方針転換しているようですので、それであればやは

り母欧州系の方がオルフェらしさは出せるのではないで

しょうか。考えてみれば、ステイゴールドも初年度産駒

はイマイチで、ドリームジャーニーを出した2年目以降

に一気にブレイクしました。幸い、オルフェ産駒なら母

米系、と思っておられる方が多そうですので、ここはひ

とつ裏をかくポイントになると考えています。

 

最後に、『ディープインパクトとPocahontas』という

先週書いた話の続きを。

オークスに出走したディープ産駒で最先着したのは唯一

このクロスを持つレッドサクヤ(11番人気4着)だっ

た、ということは一応触れておきたいと思います。

Saxon Warrior、ジュールポレールから続くこの流れで

いくと、ダービーはワグネリアン!(唯一このクロスを

持ちます)、となるところですが、出資馬チャリスオブ

オナー(こちらもPocahontasクロス持ち)の近親にあ

たるイル&ステイフーリッシュの2頭にも注目です。