たいちゃんパパの隠れ家

社台RH、サンデーR、G1、キャロット、ノルマンディー、ワラウカドで一口馬主に出資。出資馬の出走の記録を中心に、競馬に関する個人的意見を書き連ねていきます。

京都新聞杯展望

今週は2頭が出走予定です。

 

レノヴァール

京都新聞杯 北村友騎手

過去にはジャイアントリープ(3着)、レントラー

(7着)も出走し、昨年はプラチナムバレットが優勝

した個人的に縁の深いレース、今年もダービー出走を

かけてレノヴァールが挑戦します。

大跳びのハーツクライ産駒ですので、中山よりは京都

外回りの方が適性は高いはず。

後は内枠ですので、スタートを決められるかどうかが

大きなポイントになりそうな気がします。

まだまだ成長の余地を多分に残していますので、ここ

で権利を取ってダービーに出られるようなら本番も楽

しみになります。

 

ブランメジェール

八海山特別 三浦騎手

平坦のダ1200はベストの条件だと思うのですが、過去

の福島、小倉でのレース振りがイマイチだったのは気に

なるところです。

能力的にはアッサリ勝ってもおかしくないのでしょう

が、少し慎重に見たいと思っています。

 

水上本を頂きました!

競馬予想TVの懸賞に応募し、写真の本を頂きました。

 

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どうも、ありがとうございました!

馬券の参考というよりも、出資検討の参考になるかなと

思って応募したのですが、なかなか面白かったですよ。

 

当然と言えば当然なのですが、馬券になる馬=走る馬で

すから、それは似たようなアプローチになります。

 

一例として、『買いの母父』という章がありましたが、

私も出資検討に際して「1億円超の賞金を稼ぐ馬の比

率」で母父を採点していますが、本の中で名前の挙がっ

ている馬は、私が高く評価する馬と概ね同じでした。

 

少し話はそれますが、この「1億円超の賞金を稼ぐ馬の

比率」について少しご紹介したいと思います。

 

まずは、突然ですが質問です。

「母父サンデーサイレンス」で競走馬デビューした馬は

これまで4,600頭超いるのですが、その内、1億円超を稼

いだ馬は何頭くらいいるか、おわかりでしょうか?

 

正解は201頭、比率にして4.4%です。

この比率が高いのか低いのかイメージがつきにくいと

思いますので、主な馬の数字を下記します。

 

トニービン 4.0%

フレンチデピュティ 2.6%

ブライアンズタイム 2.5%

シンボリクリスエス 2.2%

クロフネ 1.3%

キングカメハメハ 1.2%

 

スペシャルウィーク 1.6%

フジキセキ 1.1%

ダンスインザダーク 0.9%

ネオユニヴァース 0.7%

アグネスタキオン 0.6%

 

さすがサンデーといったところでしょうか。

サンデー系種牡馬とは配合できないのにこの数字です

から、やはり偉大ですよね。

 

また、牝馬は走らないという印象のあるクリスエスの方

牝馬の活躍馬を多く輩出しているスペシャルウィーク

クロフネよりも確率が高いというのも面白いですね。

 

ここには書きませんが、サンデーよりも高い数字を残し

ている馬もいますので、こうした馬を母父に持つ馬は、

現段階での出資候補としてピックアップしています。

 

社台系3クラブのラインナップは既に発表されています

が、価格や厩舎が発表になるまで、あるいはカタログが

届くまで検討は始めないという方も多いと聞きます。

血統だけでも結構楽しめますので、GWで時間がある

ようでしたら、自分なりに目星を付けてみてはいかが

でしょうか?

天皇賞(春)の振り返り

まずは先週の出資馬のレースから振り返ります。

 

ゴルトキルシェ 10着

当然こうなりますよね・・・という結果です。

中間の調教も何も変化がなかったですし、こうなると

未勝利脱出のためには、一縷の望みにかけて芝でも

ダートでも短距離でハナを切らせるとか、そういう

思い切ったことをやらないと難しいかもしれません。

 

デスティニーソング 8着

内伸びの京都では外枠は厳しかったのかもしれません

が、それにしても行きっぷりの悪さは意外でしたね。

馬群の中でも競馬はできる馬ですので、内枠を引いて

上手くポジションが取れれば巻き返せると思います。

 

それでは注目のレースを2つ。

まずは、青葉賞

このレース、ゴーフォザサミットを本命、エタリオウ

を単穴で予想していて的中したのですが、ポイントは

人気馬も含めて大挙出走したディープ産駒に全くいい

ところがなかった、という点かと思います。

 

年始に、ディープ一強時代が変わりつつあると書きま

したが、その象徴のようなレースだったのではないか

と感じています。

 

そして、天皇賞

レインボーラインの初G1勝利となりましたが、ゴール

寸前でシュバラグランを差し切り、さらにはゴール後

にジョッキーが下馬してからも強烈な前進気勢を見せ

ているのを見て、以前、キャロットツアーで聞いた

こんな話が思い出されました。

 

ステイゴールドの何が凄いかというと、生命力。

例えば、もし急に野生に放たれたとして、最後まで

生き残るのはお坊ちゃんのディープではなく、ステイ

ゴールドであり、ドリームジャーニー。」

 

まさに、それがよく表れたレースだったと思います。

 

ちなみに、順番こそ入れ替わったものの、こちらも

ハーツ&ステイのワンツー。

来る出資馬検討時の判断にも影響しそうです。

2018年度募集馬リスト〜社台グループ

今週は出資馬の出走は無し。

ということで、社台・サンデー・G1の募集予定リスト

から検討を開始しました。

 

今年の特徴、それは自家生産種牡馬の産駒を積極的に

リストアップしていることではないかと思います。

エピファネイアくらいなら驚くことはないのですが、

グランデッツァサンカルロヴァンセンヌまで名前

があったのは意外でした。

特にサンデーはオルフェ5頭、ルーラー8頭、ドリジャ

2頭など、クラブOB種牡馬の産駒が実に20頭、キャロ

の「Our Blood」を彷彿とさせるような状況になって

きています。

 

ノーザンF産であれば、ディープは手が出ないほど高

額、キンカメ、ハーツ、カナロアは実績競争必至でしょ

うから、マイナー種牡馬狙いという戦略もあり得るかと

思うのですが、正直ちょっと狙いにくい種牡馬が多い

(高実績の父出資者が複数頭獲りを狙ってくるという

意味でも)ですよね・・・。

 

まあ、これくらいのマイナー種牡馬の産駒でも走らせ

られる、というノーザンFの強い自信の表れなのかも

しれませんが、個人的には選択肢が狭まるので、率直

に厳しい状況であると感じています。

 

今年は社台・サンデーは過去4年実績が240ということ

で、低価格帯(一口60万程度まで)の馬であれば、

ノーザンF産馬でも抽選枠に入れる可能性も高いだろう

と楽観視していましたが、予断を許さないですね。

慎重に検討を重ねたいと思います。

皐月賞の振り返り

今週の出資馬の成績は下記の通りでした。

 

レプランシュ 4着

少し復活の兆しが見えてきたでしょうか。

上がり3Fで33秒台の脚を使ったのは実にきさらぎ賞

以来となりますので、これが良いきっかけになれば

と思います。

 

ミラビリア 16着

久々の芝でしたが、タイムオーバー。

あまりに走らな過ぎて適性も何もわかりませんでした

が、もう一度一から鍛え上げるくらいのことをしない

と先が展望できないような気がします。

この世代のノルマンディー全体に言えることですが。

 

ガンサリュート 11着

上がりの時計がかかる芝中距離はベストの舞台と思っ

ていただけに、この惨敗はショックですね。

ダートを使ったことによるものなのか、以前よりも

前進気勢が見られないのは心配な材料です。

 

さて、本日は皐月賞が行われ、オルフェーヴル産駒の

エポカドーロが勝利しました。

ヒダカBUでは出資はしていませんが、クラブにとって

も嬉しいクラシック初勝利になったのではないでしょ

うか。関係者の皆様、おめでとうございます。

 

このレースを見て思ったことを2点挙げます。

 

1. Pocahontasの血がますます広がる予感

Pocahontasは、Tom Rolfe & Chieftainの母、Alzao

母母に当たる名牝(と思っています)です。

もともと、Alzaoを経由してディープインパクト産駒は

皆持っている血であり、ディープの最高傑作だった

かもしれないと個人的に思っているシルバーステート

もPocahontas5×6のクロスを持っています。

 

エポカドーロの母父フォーティナイナーは母父がTom

Rolfe、6着ながらゴール前で物凄い末脚を見せたグレ

イルも四代母の父がChieftain、と、ここへ来て広がり

を見せつつある点は注目に値するかと思います。

 

ちなみに、この馬をイチオシする理由としては、

フェイムゲームの母父父がTom Rolfeだからというのも

当然あります(^^;)

 

2.母父ロックオブジブラルタルの底力

この皐月賞、母父にロックオブジブラルタルを持つ馬

が3頭出ていました。その内の一頭は前出のグレイル

ですが、もう一頭、ジェネラーレウーノもかなり強い

レース内容を見せてくれました。

母父にこの血を持つ馬はそれほど数が多いわけでは

なく、これまでもミッキーアイルがいるくらいでした

が、上記2頭はかなり高いポテンシャルを持っている

ように感じましたので、今後も見かけた際には注目

したいと考えています。

 

桜花賞ウィーク

フリージングレイン 5着

準OPへの格上げ初戦、自分のレースはできたと

思うのですが、さすがに相手が強かったという

ことでしょうかね。

 

淀みないラップで飛ばす逃げ馬の直後に付けて

いたので、後続ともっと離れるかと思いきや、

勝ち馬も含めピッタリと後ろに付いてきていま

したからね。

しかも、その逃げ馬にも最後の直線では引き離

されるという内容で、強いて言えば、中山だっ

たら外回りよりも内回りの方が良さそうですが、

それを加味しても今回は完敗だったと思います。

 

ただし、、そこまで落胆はしていません。

こうやって経験を積んでジワジワと力を付け、

気が付いたらOP馬になっているタイプ、と思っ

て出資した馬ですし、まだ4歳春ですからね。

 

気が付いたらOP馬となる日を気長に待ちたいと

思います。

 

そして、桜花賞ではアーモンドアイが強烈な勝ち

っぷりで一冠を手にしました。

シルクの会員ではないのですが、以前、暇なとき

にカタログを見て「一頭だけ抜けている」と思っ

て注目していた馬ですので、こうして結果を出し

てくれて嬉しい限りです。

相馬の方向性としては間違っていないことが確認

できましたので、後は会員になっているクラブで

こうした馬を発掘するだけ、ですね。

ゴルトキルシェは惨敗。。。

ゴルトキルシェ 16着

精神面の成長も全く見られず、惨敗でした。

追い切りでラストに失速する内容を続けていたので、

あまり期待はしていませんでしたが、それにしても

ここまで酷いとは・・・。

 

牧場時代のエピソードからは相当に気性は激しかっ

たようですので、そのまま「躾」ができずに今日に

至ってしまっているように思います。

 

以前、社台グループ関係者から、「いい馬なんだけど、

厩舎が・・・。オレンジ(平田厩舎)と聞いてガクッ

ときた」という声も聞きましたが、ここまでの経緯を

見る限り、厩舎もそうですが牧場時代の育成の失敗と

いう面が大きいように思いますね。

 

最近の牧場見学で、ノーザンFの育成に関する考え方と

具体的取り組みを教えてもらったのですが(オフレコ

を条件に教えてもらったので、詳細についてはご容赦

ください)、それに照らすと、「ノーザンFの育成なら

ば、こうはならなかっただろうな」と強く思います。

 

まあ、リスクの高いステイゴールド産駒の牝馬ですし、

こうなることもある程度は折り込んでいましたが、何か

身体的なトラブルがあったわけではありませんので、

こういう馬をきちんと育成できるかどうか、が社台と

ノーザンの現状の力差なんだろうな、と思う次第です。

 

さて、来週はフリージングレインが湾岸Sに出走予定。

中山ではまだ底を見せていませんから、相手は強いもの

の、どんなレースを見せてくれるか非常に楽しみです。