先週の結果(2017/06/17・18)
社台グループの検討で忙しかった週末でしたが、
出資馬5頭が出走しましたので結果を簡単に。
アシュランス
3歳未勝利 柴田大騎手 16頭/2着
レース運びとしては完璧だったと思いますが、
勝ち馬が強かったですね・・・仕方ないです。
馬体が無いのであまり使い込みたくないところ
ですが、次で決められるでしょうか?
ブランメジェール
3歳上500万下 大野騎手 16頭/3着
前崩れのハイペースを先行して踏ん張ったの
ですから、内容としてはまずまずでしょうか。
やはり距離は1200までという印象もしますが、
ダート馬がよく激走する新潟直千も面白いかも
しれません。
デスティニーソング
HTB杯 鮫島駿騎手 16頭/5着
昇級、休み明けでしたが、見せ場十分の競馬
で力のあるところを見せてくれました。
本当に毎回、きちんと楽しませてくれる馬で、
感謝しています。
ただ、今日は時計が早過ぎました。
追走に余裕が無かったですからね。
もう少し時計のかかる馬場の方が良いように
思います。
3歳上500万下 小牧騎手 12頭/4着
久しぶりにまともにレースをしたという印象です。
着順は4着でしたが、収穫はあったと思います。
この調子で今後も真面目に走ってくれたら・・・。
ウインティアラ
北斗特別 井上騎手 15頭/8着
この馬にとっても時計が早過ぎたと思います。
また、強い勝ち馬が逃げる展開で先手を取れなか
ったことも考えると、それほど悲観する内容では
なかったように思います。
展開ひとつという面はありますが、楽に先手を
取れるレースを待ちましょう。
通算成績
576戦(52・58・48・418)
勝率.090 連対率.191 複勝率.274
社台グループ募集馬検討ツアー④〜まとめ
以上、ここで紹介した10頭はいずれも素晴らしい
馬でしたが、実はそれ以上に素晴らしい馬が2頭いて、
こちらを実際に応募しようと思っています。
1頭は従前から抜けて高評価していたアノ馬ですが、
もう一頭、今回のツアーで最も衝撃を受けた馬がいて、
2頭とも絶対に欲しいと思いましたので、こちらに
ついては締め切り後に発表させて頂きます。
一方、事前に高評価をしていて漏れた馬もいます。
例えば、レジネッタの16、
いい馬だとは思うんですが、
まとまり過ぎていて強調材料が無いという印象でした。
スキッフルの16
も同じで、人気している割には・・・、
という気がしてしまいました。
スカイアライアンスの16
はカタログの方がバランス
が良かったように思いますし、いずれも本当にちょっと
したところで評価を下げただけですので、特にデキが
悪かったわけではない、ということはお伝えしておきます。
また、
ジェンティルドンナの16
ドナブリーニの16
(中尾さんが、『これが走る馬の顔だからよく覚えて
おいてね』とおっしゃっていたので、あえて顔のアップ)
リリーオブザヴァレーの16
この辺りは金額面で出資候補ではないので
あまりじっくりとは見ていませんが、パッと見では
やはり良い馬だなあ、とは思いました。
最後に、せっかくですので、関係者Xが他にお薦め
してくれた馬を名前だけでも。
パラダイスコーブの16
ゴールデンドックエーの16
アドマイヤセプターの16
ローズキャサリンの16
ミスエーニョの16
モルガナイトの16
・・・そうなんです、牝馬ばかりなんです。
これが今年のひとつのポイントになるかもしれません。
今回、初めて社台グループのツアーに参加させて
頂きましたが、やはり1歳馬にとってこの数ヶ月
の変化は大きい、ということをつくづく感じました。
来年以降も可能であれば是非参加したいですね。
社台グループ募集馬検討ツアー③
クロノロジストの16
あまり人気になられても困るので、ここで名前を
出すべきかどうか悩みましたが、
全体で3番目に評価している馬です。
抽選で外れたときに備えて応募するつもりです。
とにかく柔らかさが素晴らしいです。
馬体もカタログ写真よりはだいぶ重厚感が出てきて、
しっかりしてきているように見えました。
これも前出の関係者Xによく見えたと伝えたところ、
「そうなんですよ、バゴでもよく見えるくらい
ここ(ノーザンF牝馬)は宝の山なんですよね」
とのことでした。
アートプリンセスの16
カタログ写真ではゴツゴツしているような印象
でしたが、思っていたよりも伸びのある馬体で
ハーツクライっぽいという印象をもちました。
歩かせても柔軟性はありましたし、これなら
父の良さを活かせそうですね。
ただ、これもこんなに人気を集めるとは予想外
でしたが・・。
グァンタナメラの16
これは実馬の方が格段に良かったですね。
なぜノーマークにしていたのかと反省すべく
カタログを確認してみたら、トモのボリューム
が全く違っていました。
追分の馬なのですが、ノーザンファームの
中尾さんが「これはいい馬だね、人気でしょ?」
と言っていましたが、現状全くの人気薄・・・。
見ていたご婦人からも、
「これは人気になってしまうんでしょうね」
と声が漏れるくらい、パッと見て見栄えのする
馬でしたがカタログでは全く伝わっていません。
また、スタリオン関係者からは、
締まりの強さがちょうどいいバランス」
というコメントがありました。
ヘヴンリークルーズの16
こちらも実馬が格段に良かったですね。
トモのボリュームと力感が抜群でした。
関係者Xからは、ジャスタウェイ産駒は後駆が
スピードの源になるのでそこをチェックすべし、
と教えて頂きましたが、それを最も体現して
いたのがこの馬だったと思います。
父のポテンシャルを計るのに最適という気が
しますので、出資するしないを離れて、どの
ような走りをするか、注目したいと思います。
社台グループ募集馬検討ツアー②
カルマートの16
デキとしては期待していた通りという感じですが、
やはり気性面と馬体の成長がカギになるでしょう。
気性的な難しさは牧場の方も指摘されていましたが、
「高野厩舎は経験豊富な厩務員揃い(何でも、重賞
勝利数を合計すると100を超えるそう)なので、
大丈夫でしょう」とおっしゃっていました。
しかしこの馬、予想以上に人気ですね・・・。
エクセレンスIIの16
個人的にはこの厩舎には出資したくないので応募は
しませんが、馬自体は素晴らしいですね。
特に欠点も無いのですが、逆にこれだけ粒揃いの
ノーザンF牝馬の中で突き抜けるものも感じなかった、
というのが正直なところでしょうか。
少しパワー型なので、ソウルスターリングや
ミスエーニョとはタイプが違いそうではありますが、
それでも走るのではないでしょうか。
ミリオンウィッシーズの16
血統面で早くから注目していた馬。
インブリードが濃い影響も気にしていましたが、
それほど気性面での問題は無さそうでした。
牧場のスタッフからは、
「母の仔が走っていないのでこの価格ですが、
この牝系ですからお買い得だと思います」
今年のノーザンF牝馬は特に良血馬揃いでしたが、
そんな中でも全く見劣りしないデキでした。
前出の関係者Xにこの馬が良かったと伝えたら、
「見えてますね。自信持っていいですよ。
ノーザンFのG1提供馬で買うならこれ。」
とコメントがあったことも付け加えておきます。
社台グループ募集馬検討ツアー①
6/16(金)の日帰りツアーに参加してきましたので
印象に残った馬を紹介していきます。
ちなみに、ここでは私が良いと思った馬について
のみ記載していきますので、悪しからず。
(特定の馬についてネガティブなことを書くのは
気持ちのいいものではないので・・・)
ラタフィアの16
事前の評価ではダイワメジャー産駒にしては馬体の
ボリュームが物足りないと思っていましたが、
NF空港事務局の並木さんにお薦め馬を伺ったら
真っ先に名前を挙げて頂いたのがこの馬でした。
「カタログ、DVDからだいぶ成長してきている」
とのことで実馬を見ると・・・これはビックリ、
ダイワメジャー産駒らしいパワフルな馬体に変貌
を遂げていました。
歩かせてみても迫力がDVDとは全然違いましたし、
これなら十分に出資候補に入るデキとの印象です。
ヴァルパライソの16
事前に期待していた通りの良い馬でした。
ノヴェリストの産駒にしては柔らかさがあり、
毛色もあって往年のSS産駒っぽい雰囲気でした。
スタリオン関係者に伺ったところ、
「こういう馬を作りたくてノヴェリストを導入した」
とおっしゃっていました。
少し硬めのノヴェリストに、SS系の母で柔らかさを
プラスする、という配合意図通りのデキとのこと。
「母のこれまで仔の中ではベストの出来」とも
おっしゃっていました。
ラルシュドールの16
これも期待通りの良い出来でしたね。
踏み込みに柔軟性と力強さがあり、フェイムゲーム
の牝系ですから個人的にはとても好きなタイプです。
ただ、背中に伸びがあるのが吉と出るか凶と出るかで、
凶と出た場合は決め手に欠く馬になるかもしれません。
人気もあるので実際には応募はしないと思いますが、
懇意にしてもらっている牧場関係者Xからは
「今回の募集馬の中でダービーに最も近い存在」
という強気のコメントも聞かれました。
※ご参考まで、
『懇意にしてもらっている牧場関係者X』氏は、
良くない馬についてはハッキリと止めた方がいい、
と言ってくれる方で非常に信用しています。
一例として、過去のキャロットツアーで、クローディオ
というシーザリオの仔が人気を集めていたときに、
あまり良く見えないがどう思うか、と聞いてみたら、
「それで合ってます。これを買うなら、アディクティド
とチアズメッセージの仔を2頭買ったほうがいい」
と言っていて、これが後のクルーガーとクリプトグラム
だったという(私の中での)伝説もあります。
今回も、この方のコメントを参考に何頭か気になった
馬を出資候補から外しましたし、ここでは到底書けない
ような裏話もたくさん聞かせてもらいました。
今週の出走馬(2017/06/17・18)
先ほど社台グループのツアーより帰還しました。
やっぱり実馬を見ると違いますねえ・・・ということで、
出資候補にだいぶ変動がありました。
詳細は追ってまとめたいと思いますが、その前に、
今週末に愛馬が大挙5頭出走するので、簡単にプレビューを。
アシュランス
6/17(土) 3歳未勝利 東京/芝1400 柴田大騎手
メンバーもだいぶ落ちてきていますし、使ってさらに良くなる
という馬でもないので、この辺りで決めておかないと・・・。
ブランメジェール
6/17(土) 3歳上500万下 東京/ダ1300 大野騎手
まだまだ上を目指せる馬だと思っているので、
ここは通過点にして欲しいところですね。
休養で成長した姿を見せてもらいたいです。
デスティニーソング
6/17(土) HTB杯 函館/芝1200 鮫島駿騎手
前走のファルコンSは見せ場十分の好内容でした。
立ち回りの上手い馬なので、コースロスなく乗れれば。
6/18(日) 3歳上500万下 阪神/芝2000 小牧騎手
きっかけひとつだとは思うので、去勢の効果に期待します。
ウインティアラ
6/18(日) 北斗特別 函館/芝1800 井上騎手
交流勝ちで昇級は楽ではありませんが、未勝利勝ちの洋芝で
前走のように先手が取れれば・・・。