たいちゃんパパの隠れ家

社台RH、サンデーR、G1、キャロット、ノルマンディー、ワラウカドで一口馬主に出資。出資馬の出走の記録を中心に、競馬に関する個人的意見を書き連ねていきます。

ステイヤーズS、残念!

フェイムゲーム

ステイヤーズS ボウマン騎手 10頭/2着

正直、馬体重を見た段階で、「あ、これはダメだ」と

思いましたが、そうした中、馬は本当に良く頑張って

くれたと思います。

ただ、鞍上は・・・これなら丸田騎手にお願いした方

がまだマシだったでしょうね。

一週前追い切りに騎乗した丸田騎手が「まだ緩いけど

いい感じ」というコメントを残していたので、それも

踏まえてのその後の調整、最終追い切りだったのだと

信じていたのですが、こんなに太めが残るとは・・。

最終追い切りに外国人騎手を乗せた際によくあるパタ

ーン(特にミルコ)ではあるのですが、想定よりも軽

めになってしまったのでしょうね。こんなにコミュニ

ケーションが取れないのなら、日本語が通じる騎手に

最終追い切りからお願いしたら良かったのに・・・。

パドックでも珍しく首を高く上げて周囲を見渡す素振

りを見せ、集中力を欠いていましたし(これは久々の

中山だったためかもしれませんが)、デキとしては7

分程度かな、というのが個人的な見立てでした。

また、レースの内容も、無難には乗ってくれたと思い

ますが、それ以上のものは無かったですし、あれだけ

引っ掛かっておきながら「ブリンカーを付けた方が良

かった」というのも意味不明なので、日頃から調教に

乗ってくれている丸田騎手の方が上手く御せた可能性

が高いと思います。

とまあ、鞍上についてはフラストレーションの溜まる

結果でしたが、4コーナーを抜群の手応えで上がって

いったところなど、まだまだ健在であることは示して

くれたので、次回、キッチリ仕上げた姿での出走を楽

しみに待ちたいと思います。

 

ラフカディオ

2歳未勝利 浜中騎手 16頭/6着

前走から8キロ減の馬体重でしたが、まだ太いように

見えました。

やはりソエで調教を加減しているからでしょうかね。

この時期のこの条件の未勝利で1.4秒も離されるとい

うのはちょっと先行きが不安ではありますが、まずは

ビッシリ追えるようになるまで待つしかなさそうです。

 

ブランメジェール

3歳上500万下 三浦騎手 16頭/6着

スムーズなレース運びは出来たと思うのですが、その

割には追って伸びず。三浦騎手からは上に抜けるよう

な走りと評されていましたが、怪我の後遺症で全力で

走れないということでなければ良いのですが・・・。

何もなければ、叩いた上積みで次走は前進が期待でき

そうではあります。

今週の出走予定(2017/12/02・03)

今週は何と言ってもステイヤーズSがありますので、

応援に力も入ります。

 

フェイムゲーム

12/2(土)  ステイヤーズS  中山/芝3600  ボウマン騎手

10頭という少頭数、強敵もアルバートくらい、という

ことで、もしこれで着外だったらかなり凹みますね。

それくらい自信の一鞍です。

アルバート断然というような声もあり、前売り人気で

は離れた2番人気ですが・・・個人的には能力を出し

切れればこの条件でアルバートに負けることはまず無

いだろうくらいに思っています(強気)。

アルバートは昨年のこのレースではファタモルガーナ

相手に辛勝(クビ差)で近走からは少し衰えも感じま

すし、過去の対戦成績が3戦3敗なのもそれぞれ明確な

敗因があり(ボウマンの超大外ぶん回し、去勢空け初

戦&ハンデ差、北村宏降板となる判断ミス)、この条

件に対する適性ではフェイムの方が間違いなく上では

ないでしょうかね(東京向きとの声もありますが、切

れる脚が無いのに東京向きなわけがない・・・)。

また、今回は、この距離のレースにしては珍しいくら

いに、先行したい馬が揃っており(プロレタリアト、

グランアルマダ、シルクドリーマー)、断然人気のア

ルバートは早めにこの先行馬たちを捕まえにいく競馬

を強いられる可能性もあるように思います。

 

もちろんフェイム君は気分屋なので走る気がないとい

う可能性もありますし、この期に及んでは無事に走り

きってくれさえすれば満足ではありますが、ボウマン

騎手が冷静にペース判断さえしてくれれば・・・。

口取りも申し込んだことですし、中山競馬場で精一杯

応援してきます!

 

ラフカディオ

12/3(日) 2歳未勝利 阪神/ダ1200 浜中騎手

前走では、ラストで脚が止まってしまいましたが、

今回は距離を短縮しての一戦となります。

喉やソエの具合なども気になるところではあるので、

それほど自信があるわけではありませんが、少しで

も前進を見せてもらいたいですね。

 

ブランメジェール

12/3(日) 3歳上500万下 中山/ダ1200 三浦騎手

一頓挫あって間隔が空きましたが、もともと気性的に

仕上がりは早いタイプでしょうから、初戦から力は出

せるものと思います。

このクラスで足踏みして欲しくない馬ですし、願わく

は、休養前から成長した姿を見せてもらいたいのです

が、師が持ち時計のある馬が揃ったことを気にしてい

るのは少し気がかりです。

今週の結果(2017/11/25・26)

ウインソリティア

2歳未勝利 松岡騎手 18頭/17着

厳しい結果ですね・・・。

鞍上は距離を短くすれば、と言ってくれている

ようですが、正直、現状ではそれでも厳しいの

ではないでしょうか。

今回の結果からすると、育成段階での乗り込み

量不足によるところが大きいように思いますの

で、もう一度中身を作り直すつもりで乗り込ん

でいかないと勝ち上がりは難しそうです。

 

フリージングレイン

3歳上500万下 内田騎手 15頭/3着

こちらは頑張ってくれました。

1000万下でも通用すると思われる上位2頭に次

ぐ着順ですので、力のあるところを見せてくれ

たと思います。

レース後のコメントで、左に張るようなところ

があったというのは少し気になります(パトロ

ールを見る限りでは、それほどひどいものでは

ないように思いましたが)が、いずれにしても

もう少し成長を待てばさらに良くなりそうな気

配も感じますので、まずはゆっくり休んでもら

えればと思います。

 

レプランシュ

オリエンタル賞 戸崎騎手 17頭/9着

実は今週、一番期待していたのがこの馬の復活

だったのですが、期待外れな結果となってしま

いました。

馬が本気で走ることを拒んでいるようにも思い

ましたので、その点ではレントラーと同じ臭い

を感じます・・・(苦笑)

とは言え、レース前の陣営のコメント通り、馬

体重は増えていましたし(成長分を考えればも

っと増えてもいいくらいでしょう)、今回は長

期休養明けでもありますので、叩いての変わり

身は期待できるかもしれません。そこに一縷の

望みを託します。

今週の出走予定(2017/11/25・26)

ウインソリティア

11/25(土) 2歳未勝利 東京/芝1800 松岡騎手

前走チグハグなレースとなったソリティアの2戦目、

距離短縮で変わり身を見せてもらいたいところです。

ただ、中間の調教からはそれほど上積みは感じられ

ませんので、あまり大きな期待はせずに観戦したい

と思います。

 

フリージングレイン

11/25(土) 3歳上500万下 東京/芝2400 内田騎手

ここ2戦、不完全燃焼のレースが続いているレイン君

ですが、今回は条件が好転しそうな気がします。

最終週で荒れ気味の馬場、外めの偶数枠、人気落ち

で気楽に乗れるのもいいでしょう。

あとは、この距離のレースにしては15頭立てと頭数

が揃いましたので、ペースが緩まずに流れてくれれば

巻き返しのチャンスはあるはず。

この秋のG1で3勝と好調な父(ハービンジャー)の

勢いにあやかりたいものです。

 

レプランシュ

11/26(日) オリエンタル賞 東京/芝1800 戸崎騎手

長期休養からの復帰後、物足りないレースが続いている

レプランシュですが、今回は陣営から『ようやく内蔵面

がしっかりしてきた』という嬉しいコメントが。

(そもそも、今まで内蔵面の状態が今イチのままだった

んですね・・・)

前走内容と57キロのトップハンデからは強気になれま

せんが、何とか復活の狼煙を上げてもらいたいですね。

先週の結果(2017/11/18)

先週の回顧ができていませんでしたので、今更ながら。

 

ウインティアラ

フルーツラインC 藤田菜騎手 16頭/9着

初距離ということを考えればよく頑張ったと思います

し、藤田菜Jもソツなく乗ってくれましたが、やはり

このクラスでは力不足なのでしょうか・・・。

そう考えると、もっとインでの立ち回りに拘った乗り

方をしても良かったのかもしれません。

クラブ近況によると次走がラストランの可能性あり、

とのこと。

ティアラが引退するまでに、ラフィアン・ウインから

撤退するか否か、考えておかなければ。。。

 

今週の出走予定(2017/11/18)

今週は1頭のみですね。

 

ウインティアラ

11/18(土) フルーツラインC 福島/芝2600 藤田菜騎手

昇級してから結果が出ていないティアラですが、前々走

エリザベス女王杯でも2着好走したクロコスミアが強

過ぎ、前走は仕上げに失敗(18キロ増)、ということで

一応、言い訳のつく内容でした。

今回もハヤブサライデン、キークラッカー、サンデー

ムーティエと逃げ馬は揃っていますが、内枠を引けた

こともありますし、藤田菜Jには強気なレース運びを

期待します。

 

今週の結果(2017/11/11)

2頭とも残念な結果となりました・・・。

 

ウインソリティア

2歳新馬 Cデムーロ騎手 11頭/10着

敗因として、距離が長かったというのはあるで

しょう。また、4F目、12.7秒のラップのところ

でペースアップした判断も賢明だったとは言え

ません。

しかし、今のコスモビューFの育成では瞬発力

のある馬は育たないので、前々で競馬するしか

ないのは間違いないと思っており、今回の止ま

り方は少し残念でしたね。

次回、距離短縮することになるとは思うのです

が、そこでどんなレースができるかが早くも試

金石になりそうな気がします。

 

ラフカディオ

2歳新馬 戸崎騎手 14頭/6着

こちらも中身が伴っていなかったのでしょう。

ラスト1Fは完全に止まっていて、そこだけで上

位2頭に2秒くらい離されていましたね。

大型馬で叩いた上積みもありそうですし、まだ

諦めるわけではないものの、ミラビリア、ウイ

ソリティア、本馬と全く同じようなレース振り

(ラスト1Fで失速)が続いているのは気になる

ところです。

 

 

以下余談ですが、ウイン、ノルマンディーはとも

に今年の2歳勢が絶不調ですが、これは偶然では

なく必然かもしれないと思っています。

 

ノーザンFとの実力差が開きつつあるのは当然と

して、吉澤ステーブル、シュウジデイFといった

育成専門牧場にも劣位しているのかもしれない、

とまで思っています。

 

ノーザンFのような毎年のようにG1馬を輩出する

巨大資本に対抗するのに、自前で全てを賄おうと

するのはやはり無理があると思うのです。成功体

験の数(重賞勝ち馬数と言い換えても良い)が全

く違いますから。ノルマンディーなどはクラブの

募集そのものは絶好調ですが、よく考えれば中央

の重賞勝ちはプラチナムバレットだけです。岡田

スタッドと併せて考えても、毎年コンスタントに

重賞勝ち馬を輩出しているとまではいかないです

し、2歳世代のような世代があったとしても別に

不思議でも何でもありません。

 

その点、育成専門牧場は広く馬を集めていますか

ら、いろいろなタイプの馬に接する機会があり、

単純に手がける馬の絶対数が多いというアドバン

テージを考えれば、まだ今後もコンスタントに結

果を残せる可能性があるでしょう。

俗に言う「シェアリング・エコノミー」の考え方

が、ここでも必要になってきているかもしれない、

と最近感じてきています。

 

個人的にはノーザンF一強というのは面白くない

ので、特に日高の馬には頑張ってもらいたいと強

く思っているのですが、ビッグレットFグループ、

岡田スタッド&ノルマンディーとも、もう一度体

制を考え直さないといけない局面を迎えているよ

うな気がします。