たいちゃんパパの隠れ家

社台RH、サンデーR、G1、キャロット、ノルマンディー、ワラウカドで一口馬主に出資。出資馬の出走の記録を中心に、競馬に関する個人的意見を書き連ねていきます。

2016年募集検討、途中経過(その2)

現3歳世代で募集時に高評価した馬の成績をダービー

終了時点でまとめておきます。

(もちろん、今後にも注目していきますが、一つの

   区切りとして総括するものです)

 

84 ポンデザール    2戦0勝

82 デルニエオール   5戦2勝 

    フィリーズレビュー3着

81 ステイフーリッシュ 5戦2勝 

    京都新聞杯ホープフルS3着

81 ゴルトキルシェ   5戦0勝

81 レノヴァール    6戦2勝 

    若竹賞、スプリングS5着

80 アンヴァル     7戦3勝 

    福島2歳Sフィリーズレビュー4着

80 ミカリーニョ    4戦1勝

80 フロンティア    6戦2勝 

    新潟2歳S、ファルコンS3着

80 ヘブンリーデイズ  5戦0勝

80 クレバーバード   8戦1勝

80 カラドゥラ     4戦0勝

80 エイムアンドエンド 4戦1勝

    共同通信杯3着

 

12頭ピックアップして、重賞勝ち2頭を含む6頭が重賞

掲示板に載っていればマズマズではないかと思うの

ですが、反省点としては、

 

1. 断トツ1位の評価だったポンデザールが...

2. 肝心の出資馬であるゴルトキルシェが...

 

という2点が大きいですね。

1.に関しては、「堀厩舎、ハーツ産駒、母系も優秀、

+この価格なら文句無し」というところでしたが、

やはり馬体・動画にもっとウェイトを置いて評価した

方が良いということですかね。

また、ハーツ産駒は個人的に相性が良いと思っていた

のですが、ポンデザール、ミカリーニョ、カラドゥラ

牝馬3頭がイマイチの成績に終わっていますので、

「ハーツ産駒なら牡馬(牝馬は厳しめに)」

という方針で行きたいと思います。

 

2.に関しては、正直、ここまでダメだとは思っていな

かったですが、牧場の育成&厩舎の調教パターンとの

相性が最悪だったのだと思います。

新馬戦で2着していて、調教時計などを見ても決して

未勝利で終わる馬ではないはずなのですが、精神面が

上手くコントロールできていないようです。

こればかりは定量的に捉えにくいので評価が難しい

のですが、強いて言うなら、

「社台Fは育成難易度の低い種牡馬の仔だけ」

「坂路・トラックを併用しない厩舎は減点」

というのが示唆になるでしょうか。

 

そんなことを考えながら、週末から検討を開始して

いきたいと思っています。

惨敗続き

タイトルは先週の出資馬の成績についてです。

 

ゴルトキルシェ 16着

初ダートも3コーナーでは手応え無し・・・。

調子がイマイチだったようなコメントもありますが、

そういう問題でしょうか?

かなり厳しいと思います。

 

ラヴノット 14着

こちらも4コーナーからズルズルと後退。

休養前からの進境が見られませんでした。

こちらもかなり厳しそうです。

 

フェイムゲーム 13着

こちらは特殊な馬場状態が全く合いませんでしたね。

内伸びの前残りでは・・・。

それから、前走では唸るような行きっぷりだった返し

馬が妙に大人しかったので、あまり走る気が無かった

のかもしれません。

この内容なら疲れが残らないと思うので秋に向けては

良かったと思いますが・・・どこを叩き台にします

かね?

この内容を見るとオールカマーの2200はもう全然無理

っぽいですし、京都大賞典はお決まりの高速馬場で

やはり合いそうもないですし・・・。

余裕をもってステイヤーズSに向かうということを

重視するのであれば、思い切って札幌の丹頂S(9/2

/芝2600/ハンデ)という選択肢もありか、などとも

考えています。

(どうせハンデも59キロ止まりだろうと踏んで)

 

ということで出資馬たちは散々な成績でしたが、ダー

ビーでは馬券の方で悔しい結果に。

Pocahontasクロス持ちということでワグネリアンの激

走を予告しておきながら、馬券はグレイルから入って

撃沈。。。

しかし、自分の理論にそこまで自信を持っていたわけ

ではないので、正直、ここまで続くとはちょっとビッ

クリしています。

 

さ、今週はいよいよ社台系3クラブの厩舎・カタログ

データが公表される予定ですね。

いよいよ出資検討の季節が始まります。

まずは現3歳世代の選馬をしっかり振り返ってから

検討に入りたいと思っています。

目黒記念

今週は出資馬3頭が出走予定です。

 

ゴルトキルシェ

3歳未勝利 京都/ダ1800 川田騎手

初ダートですが、ワンペースで走る調教しかしていな

いので、意外に向いているかもしれません。

半兄はケンタッキーダービー馬ですし。

あとは少し湿った馬場で上手く先手が取れれば、と

いったところですが、メンバーにもかなり恵まれまし

たし、あまり贅沢は言えませんね。

何しろ、きっかけが欲しいところです。

 

ラヴノット

3歳未勝利 京都/ダ1400 ▲西村淳騎手

休養明け初戦でパワーアップできているでしょうか?

こちらもきっかけが欲しいですね。

 

フェイムゲーム

目黒記念(GII) 東京/芝2500 ルメール騎手

昨年制した目黒記念、連覇を狙っての出走です。

ハンデの59キロは個人的には全く気にしていなくて、

むしろ馬体重の方が気になっています。

昨年のこのレースが454キロに対して、ステイヤー

Sが468キロ、ダイヤモンドSが462キロですから、

ここ二走は明らかな太め残りだったと思っています。

昨年の馬体重に近いところまで絞れれば、ハンデが

0.5キロ(前走比で)増えたところで前走のような走り

は十分に可能でしょう。

もっとも、個人的には年末のステイヤーズSを大目標

に据えてもらいたいと思っているので、ここは過度に

疲労を残さない程度に、とにかく無事に走ってもらえ

たら、それだけで満足です。

一応、口取りの申込はして(この馬に対する礼儀とい

うくらいの意味合い)、ダービーが終わった頃に、

ひょっこり東京競馬場に出没したいと考えています。

悲喜交々

まずは週末の出資馬の成績から。

 

デスティニーソング 2着

惜しくも3勝目とはなりませんでしたが、3着馬は3馬身

突き放していますし、降級すれば確勝、このクラスでも

十分に勝ち上がれるところを見せてくれました。

それにしても、やっぱりこの馬は内枠で揉まれた方が良

さが出るタイプのようです。今後も枠順には要注意。

 

ブランメジェール 15着

こちらは時計のかかるダートが全く合わなかったようで

見せ場もなく…。

ま、確かにダート馬って馬体ではないですもんね。

一度くらい芝、それも、くどいようですが直千を使って

みてもらいたいな、と改めて思いました。

 

レプランシュ 4着

展開が全てでしたね。あのペースで後方に構えてはノー

チャンスでしょう。

しかし、上がり3F33.2という時計は評価してあげたいで

すね。だいぶ3歳春の切れ味が戻ってきたので、あと少

しで完全復活した姿が見られるのではないでしょうか。

 

ガンサリュート 16着

こちらも何の見せ場も無し…苦しいですね。

気性面の問題が大きいようですので、馬具を試して、そ

れでもダメなら去勢という判断もあるかもしれません。

ワンペースでしか走れない馬なので、もう少し逃げにこ

だわってみて、きっかけを掴みたいところですね。 

 

さて、オークスではアーモンドアイが二冠を達成。

シルク募集時から高く評価していた馬で、お陰でPOG

的には結果が残せましたが、やはり出資していない

(そもそも会員ではありません)ので、正直微妙な心

境です。

 

ということで、今年の募集ではロードカナロア人気が沸

騰するのでしょうか。であれば、私は軽視していきたい

と思います。というのも、アーモンドアイは完全に母父

サンデーの良さが凝された馬で、カナロアらしさは全

く出ていません(だから募集時に高く評価できたわけで

すが)。それゆえに距離もこなせたわけですが、基本的

にはカナロアに距離の壁があるという考えは全く変わ

っていません

勿論、また母父サンデーから大物が出る可能性は排除で

きませんので、そのような馬を見つけたらマークします

が、可能性としては極めて低いと考えています。

 

一方、私が注目していたのはラッキーライラックでした

が、こちらは離された3着。リリーノーブルも交わせな

い内容には正直、少しガッカリしました。

しかし、この結果から確信しました。

やっぱり、母父フォーティナイナー系はオルフェーヴル

ベス配合ではありませんね。

冬に牧場見学に行った際、社台グループの方から、オル

フェーヴルの初年度産駒は気性面を気にし過ぎて育成で

負荷をかけずに失敗した、という話を聞きました。

そういう育成の中でも走れたのが、前進気勢の強い母米

系だったというだけの話でしょう。

社台グループは2年目産駒からはあまり甘やかさない育

成に方針転換しているようですので、それであればやは

り母欧州系の方がオルフェらしさは出せるのではないで

しょうか。考えてみれば、ステイゴールドも初年度産駒

はイマイチで、ドリームジャーニーを出した2年目以降

に一気にブレイクしました。幸い、オルフェ産駒なら母

米系、と思っておられる方が多そうですので、ここはひ

とつ裏をかくポイントになると考えています。

 

最後に、『ディープインパクトとPocahontas』という

先週書いた話の続きを。

オークスに出走したディープ産駒で最先着したのは唯一

このクロスを持つレッドサクヤ(11番人気4着)だっ

た、ということは一応触れておきたいと思います。

Saxon Warrior、ジュールポレールから続くこの流れで

いくと、ダービーはワグネリアン!(唯一このクロスを

持ちます)、となるところですが、出資馬チャリスオブ

オナー(こちらもPocahontasクロス持ち)の近親にあ

たるイル&ステイフーリッシュの2頭にも注目です。

ディープインパクトとPocahontas

バレット故障のショックも癒えない中ではありますが、

募集馬検討の時期は近づいてきており、そこへ向けた

戦略も考えていく必要がありますので、まずは今週の

競馬を振り返っておきたいと思います。

 

本日行われたヴィクトリアマイルを制したのはジュール

ポレールでした。この馬と、先週、英2000ギニーを制

したSaxon Warrior には血統上の共通点があります。

(ディープ産駒である事以外に) 

 

それは、Pocahontasという牝馬のクロスです。

皐月賞後の回顧でもこの牝馬の血がますます広がる

可能性を指摘しましたが、その後の活躍を見ると、

この牝馬の血を持つ牝馬との配合がディープにとって

の最適解ではないかと思うようになりましたので、

ディープを介したPocahontasクロスについて簡単に

ご紹介したいと思います。

 

まず簡単にPocahontasという馬を改めて紹介すると、

Tom Rolfe、Chieftainの母、Alzaoの母母という馬です。

言うまでもなくディープの母父がAlzaoですから、母方

Tom RolfeかChieftainを持てばPocahontasクロスが

発生することになります。

では、どんな馬が血統表にあればこのクロスが発生する

かというと、Tom Rolfe、Chieftainを直接持つ他に、

 Hoist the Flag(父Tom Rolfe

 フォーティナイナー(母父Tom Rolfe

 Niniski(母父Tom Rolfe

 Alleged(父Hoist the Flag

 Broad Brush(母父Hoist the Flag

 Machiavellian(母母父Hoist the Flag

 ドクターデヴィアス(母父Alleged

といった馬を介するルートが一般的でしょうか。

 

フォーティナイナーMachiavellianは、水上学さんの

言うところの「黙って買い」レベルの優秀なブルード

アサイアーではありますが、多くの馬が持っている

ようなメジャーな馬はおらず、このクロスを持つ馬の

頭数は限られるいうことはご理解頂けるかと思います。

 

では、Pocahontasのクロスを持つディープ産駒には、

上記2頭の他にどんな馬がいるかというと、

 

サトノダイヤモンドマカヒキ・ウリウリ、

シルバーステート、ヴィルシーナヴィブロス姉妹、

グレーターロンドン、ワグネリアン、ファンディーナ、

トーセンスターダム、Aquamarine(仏で重賞勝ち)

 

といった面々で、「いかにもディープらしいスケール感

のある産駒」が多いという印象があろうかと思います。

(グレーターロンドンの京王杯SCも、負けはしました

けど、絶望的な位置取りからもの凄く強い競馬だったと

思います)

 

以上を踏まえ、社台・サンデー・G1の募集馬を調べて

みると、非常に興味深いことがわかりました。

 

社台F・追分F・白老Fが提供(生産)する父ディープ系

ブラックタイドを含む)の募集馬の内、Pocahontas

クロスを持つ馬の割合は、

  6頭/25頭=24%

で、感覚的には「少し多いかもしれないが、そのくらい

かな」という程度ですが、ノーザンFの提供馬だと、

  11頭/21頭=52%

に跳ね上がります。半数を超えるというのは、いくら

なんでも偶然で片付けるには無理のあるレベルです

から、ノーザンFが何らかの意図をもってこのような

配合をしているのは間違いないところでしょう。

ということで、まずはこの11頭をリストアップします。

 

(サンデー)

 アメリの17

 ジョコンダIIの17

 スウィートリーズンの17

 スターダムバウンドの17

 シユーマの17

 ステファニーズキトゥンの17

 ロッシェノワールの17(父キズナ

 ペンテシレイアの17(父ディープブリランテ

 

(G1)

 ヴィルジニアの17(父キズナ

 アンプレヴーの17(父リアルインパクト

 シーザシーの17(父ワールドエース

 

この内、フォーティナイナーを経由する配合とでは、

活躍馬がトーセンスターダムしかおらず、意外と苦戦

していますので、

 アメリの17(母父Distorted Humor

 アンプレヴーの17(母父トワイニング

は少し評価を下げておきたいですね。

 

 

私事ですが、最近子どもが産まれたばかりという事情も

あり、ディープ産駒には(金銭的に)到底手が出ないの

で、ディープの孫の4頭をマークしておきます。

さあ、バレットの出番!

今週は一頭だけ、ラチナムバレット

都大路Sに出走します。

 

骨折休養明け復帰後の2戦が勝ち切れない内容でし

たが、冷静に考えればノルマンディーファームでの

ウォーキングマシン開始、乗り出しともにかなり

遅かったですから、調教時計は出ていたものの中身

がしっかりとできていなかったのでしょう。

 

そういう意味では、実戦を経験し、宇治田原でも十分

に乗り込んできた今回こそが真価を問われるレースと

なりそうですので、しっかりと勝ち切って今後に夢を

繋げてもらいたいところです。

完敗でした

京都新聞杯のレノヴァールは14着。

レース内容としては、フェイムゲーム皐月賞を彷彿と

させる完敗だな、と思っていただけに、歩様が硬かっ

たというコメントは気になるところです。

フェイムゲームは後日、骨折が判明しましたので、

そこは真似してくれるな、と祈るのみです。)

 

しかし、レノヴァールはフェイムゲームに似ていると

いう理由で出資したのですが、ここまでの戦績を見て

そっくりですし、京都の硬い馬場は合わないという

脚の遅さを考えると、本当にフェイムゲームのような

ステイヤーになる可能性もあるように思えます。

 

まだ成長の余地は大いに残していますので、また経験

を積んで重賞の舞台に戻ってきてもらいたいです。

 

また、八海山特別のブランメジェールは2着。

惜しいレースでしたが、道中で一度息を入れるような

競馬ができたことは大きな進歩だと思いますし、

気性がだいぶ成長してきたなと感じます。

 

今回のようなレースができれば安定した成績が残せる

はずですし、まだまだ上のクラスを目指せそうです。

 

しかし、返す返すも直千は一度試して欲しいです…。