2017年度募集の傾向と対策②〜牝馬クロスを探せ!
血統においては、先に述べたサイアーラインの重ね方というのも勿論重要ですが、個人的にはボトムラインはそれ以上に大事だと思いますし、中でも牝馬クロスを重視しています。
例えば、私の出資馬であるプラチナムバレットは牝系を辿ると7代母がAlanesianですが、父マンハッタンカフェの母方にもこの馬の血を持っていますので、Alanesian 6×7のクロスとなります。
一頭の牝馬が生涯に産む仔の数は限りがありますので、その中から異なる2つのラインを現代まで残すということはそれだけ優れた血であるということの証であると思うので、牝馬クロスを見つけたらとりあえず加点するようにしています。
先ほどのプラチナムバレットのようにボトムラインの牝馬のクロスというのはとりわけ貴重ですが、今年の募集馬では、
ファーゴの16(父ロードカナロア、Sex Appeal 6×4)
ミラクルレジェンドの16(父キングカメハメハ、Santa Quila 5×5)
ミリオンウィッシーズの16(父ヴィクトワールピサ、Machiavellian=Coup de Genie 3×3)
がこれをもっており、特にG1所属の2頭は価格も安いのでじっくり見てみたいと思っています。
尚、牝馬クロスというのはパターンが限られるので、↓の本に載っているような牝系のいくつかを覚えれば結構使える(例えば、アイルハヴアナザーは父スペシャルウィークの牝馬と配合すると必ずQuillのクロスが発生する、等)と思いますので、ご興味があればどうぞ。